アレルギー検査
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血液アレルギー検査

『花粉症』『アトピー性皮膚炎』『アレルギー性鼻炎』等、近年、我々の社会において、アレルギー疾患は現代病とも言うべき広がりを見せています。多くの方が、アレルギーを持っている、と言っても、何が原因物質で、そのアレルギー症状が発生しているのか把握されている方は少ないのではないでしょうか?近年の技術の発達により、少量の血液でアレルギーの原因(アレルゲン)を調べることのできるアレルギー検査が可能になりました。白金ビークリニックではMAST48mix・MAST36アレルゲン・View39の項目で検査を行っております。

この検査は食物アレルゲン20種(ミルク、エビ、そばなど)、花粉アレルゲン8種(スギ、ヨモギ、ブタクサなど)、環境アレルゲン4種(ハウスダスト、ダニなど)、その他のアレルゲン4種を一度に調べることができます。白金ビークリニックでは、ご来院いただいたその日に診察を行い、血液検査を行うことができます。

(検査会社に抗体の特殊検査依頼をしますので、結果が出るのには最大7日間程度かかります。これはどこのクリニックに受診しても同じです)

金属アレルギー検査

基本的に金属アレルギー検査は、「パッチテスト」という皮膚に薬剤を貼り付ける方法で検査を行う必要があります。
金属アレルギー検査をご希望の方は、国際医療福祉大学三田病院をご紹介させていただきます。

パッチテストパネル検査

「パッチテストパネルS」は、日本皮膚免疫アレルギー学会が選定した日本人で陽性率が高い原因物質25種類のうち、21種類、それに追加で3項目、全てで24項目がセットになった検査用医薬品です。この中に含まれ、検査を行える金属は、「金」「コバルト」「クロム」「ニッケル」の4種類となります。当院でも検査可能です。

パッチテストパネル検査の方法について

以下の方法で実施します。合計3〜4回の外来受診が必要となります。

1回目:初診

医師の診察を受け、患者様から同意書を受領します。その後、パッチテスト実施の日程調節を行います。

パッチ貼り付け日

パッチシートを背部に貼り付けます。パッチテストパネルの金属部分だけを貼り付けます。

検査中のご入浴はお控えください。夏季は汗の影響で非特異的な反応を起こすことなどからお勧めできません。

2回目(48時間後)

基本的に48時間後を目安に外来受診をしてもらいます。その際、まずパッチシートを剥がします。剥がしたあと、30分〜1時間後に剥がした部位の診察を実施し、判定を行います。

3回目(72時間後)

初回判断日の翌日(貼り付けから72時間後)に再度外来受診。診察を実施し判定いたします。

追加診察日

5−7日後に追加の判断をすることもあります。パッチテスト貼付け部位の症状が悪化する場合は、白金ビークリニックまでお越しください。診察の上、最後まで患者様に安心していただけるよう判断させていただきます。